令和3年4月13日、弊心と遺伝子研究会代表 村上和雄先生がこの世の生を終えられました。謹んでお知らせ申し上げます。
なお、告別式については、近親者のみにより執り行われました。
2002年、各界の著名な先生方を巻き込んで、「心と遺伝子研究会」を立ち上げられた村上先生は、「イキイキワクワクしたポジティブな心がよい遺伝子をオンにする」という仮説を証明するために、「笑い」をはじめとして、多くのプロジェクトを手掛けられました。そして、実験に基づいた新しい知識を、一般の方にも分かりやすい言葉で伝えることをご自身の使命とお考えでした。
「私はサムシング・グレートのメッセンジャーになりたいのです」。この言葉を講演でお聞きになった方もたくさんいらっしゃると思います。
「いのちと遺伝子」研究プロジェクトでは、ひらがなの「いのち」の表現にこだわっておられました。「いのち」とは生命力の本質をあらわすもので、命でも生命でもはなく、私たちの目指すところは「いのち」なのだと。そして、祈りは「いのち」やサムシング・グレートと繋がるために大切な手段だと確信しておられました。
村上和雄先生の「いのち」は続いています。ずっと私たちに優しく寄り添ってくださると感じています。
最後に、村上先生からのメッセージをお届けいたします。
「私はたくさんの人に助けられて、とても幸せな人生を全うすることができました。心から皆さまに感謝しております。ありがとうございます。」
心と遺伝子研究会