「笑う門には福来る」


対談2 大西先生1 大西先生2

11/2(日)に、心と遺伝子研究会の研究員 大西淳之(東京家政大准教授)が、神奈川県立図書館開館60周年特別記念イベント マグカルフェスティバルにおいて講演を行いました。

「笑い」は笑いごとではない
~健康にとっていい「笑い」とはなにか?~
大西淳之   (東京家政大学准教授・心と遺伝子研究会)

私たちの研究グループでは「笑い」や「幸福感」のような陽性な感情が、こころと身体を健康な状態に変化させるのではないか、という仮説を科学的に証明しようとしています。
私どもはこれまでに、漫才鑑賞による「笑い」が、2型糖尿病患者の食後血糖値の上がりすぎを抑え、「活気」を増加させることを明らかにしました。このような「笑い」は、免疫細胞にも働きかけて免疫活性を適切な状態に補正し、免疫細胞の遺伝子のはたらきも調節することがわかりました。

この研究結果は、ロイター通信やニューズウィークにも取り上げられ世界に紹介されました。

また「笑うネズミ……(?!)」を用いた実験を紹介します。この実験から、「嬉しい・楽しい感情」が怖い体験から生まれたストレスを軽減できることが明らかとなりました……

当日は定員を大きく上回る応募者があり、抽選に当ったラッキーな皆様の前で「笑い」が心身にもたらす効用について、当研究所での研究成果や昨今の研究事情を交え、楽しくお話しさせていただきました。

講演後、落語家の 春風亭 笑松さんの落語解説があり、その後春風亭笑松さんと大西淳之の「笑い」についての対談と続く、ユニークな企画でした。

ご参加の方からは、「今回の企画とてもよかった」「笑いの効用心にしみました」「とてもためになって楽しみました」「「笑う門には福来る」のパートⅡを企画してもらえれば」「もっと大きな会場で、たくさんの人に聞いてもらったらよかった「もったいない」の気持ちがいっぱいです」 等々ありがたい感想をいただき、皆様のお役にたてたかな、と嬉しく思っております。

今回の企画、科学と文化のコラボレーションという意味でも、また地域活性化のイベントとしても面白い試みですね!

横浜にぎわい座
http://nigiwaiza.yafjp.org/