『君のやる気スイッチをONにする遺伝子の話』


村上和雄の新刊のご紹介です。この本には、鹿児島の県立高校で行われた村上の講演記録、高校生との質疑応答、講演後に高校生達が書いてくれた感想文が掲載されています。特に質疑応答の質問が、核心を突いた内容であることに感動します。そして、その感想文からは、これからの日本を担う若い人たちの心に、村上の思いが届いたことが確信できて、胸が熱くなりました。どんな世代の方にもおススメできる一冊です。

以下amazon書籍紹介~

内容紹介

遺伝子工学の世界的権威・村上和雄氏。本書は平成24年、鹿児島の高校で約1,000名の生徒たちを対象に行われた講演会を書籍化したものです。
難解と思われがちな生命科学や遺伝子の話ですが、独特のユーモアや身近な例を交えての講演に、生徒たちもグングン引き込まれていきます。そんな彼らの真剣さに呼応するように、自らの歩みを振り返る著者の話もまた熱を帯びていきます。
心の持ち方によって遺伝子の働きが変わる、利他的な遺伝子の存在、私たちの体を動かしている何十兆もの細胞の存在……。巻末には生徒たちのこんな感想が収録されています。
「村上先生のお話をきいて思ったのは、人間の可能性は無限大なんだということでした」 「才能のある人とない人の差は縮まらない。そう思っていましたが、実は眠っている遺伝子を起こして、才能を開花させるのは結局自分次第だということがわかり、嬉しかったです」

お子様、お孫様へのプレゼントにも、ぜひおすすめしたい一冊です。

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目次
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遺伝子が目覚めれば人生が変わる――講演

・学校の偏差値と優れた研究は必ずしも一致しない
・実の親から実の子へと受け継がれる遺伝子
・心の持ち方によって遺伝子の働きが変わ
・笑いと遺伝子のオン・オフのかかわりを研究する
・笑いが糖尿病患者の血糖値の上昇を抑制した
・笑いは副作用のない薬になるかもしれない
・どこの国の神話にも笑いが描かれている
・大ピンチのときにこそ笑いが大切になる
・ダライ・ラマ十四世との出会い
・六十三歳で大学を卒業、私の人生はこれからだ
・日本の誇りをかけて取り組んだイネの遺伝子暗号解読
・極微の空間に書き込まれた生物の遺伝子暗号
・遺伝子暗号を書いたのは目に見えないサムシング・グレート
・生きているということはそれだけですごいこと
・六十兆の細胞が互いに助け合って私たちの体を動かしている
・利己的な遺伝子だけでなく、利他的な遺伝子がある
・赤ちゃんは生物の三十八億年の歴史が生み出した最高傑作
・人間の年齢は宇宙生命で換算すると百三十七億歳
・「みんなちがって、みんないい」――自分と人を比較しない
・二十一世紀には日本人の時代が来る
・世界に称賛される日本のフォー・アザーズの伝統
・他人のために働くことが自分にとっての大きな幸せになる

村上先生と一問一答――質疑応答

・他人を気にしすぎると自己肯定力が落ちてしまう
・遺伝子と環境因子の相互作用で人格や行動が決まる
・遺伝子操作は慎重にも慎重を重ねて行わなければいけない
・科学の発見とは絶対的真理ではなく、真理に近づくプロセス
・ほがらかな気持ちが病気の発症を抑える

講演を聞いて――感想文